管理職に求められる資質と役割とは

管理職に求められる資質・役割

部下を育てる前に、自身が管理職としての資質を磨くことを忘れてはいけない

管理職に求められる資質・役割

管理職にとって人間力、対話力を磨くことも仕事の一つ

危険人物を遠ざけるだけでは意味がない

相模原市「津久井やまゆり園」の痛ましい事件で19人死亡、26人重軽傷。平成以降の殺人事件として最悪の被害との事。こうした事件が相次ぐのは、危険な言動・不審な行動をする人物を遠ざけず向き合う気概が必要。

人間、突然変異はあり得ない。平素の言動や危行がありながら、施設管理者や理事長が事件後に「憤りを禁じ得ない」と唇をかんでみても犠牲者は浮かばれない。蛮行を予測できるのが専門職であるが、人間力の低下、対話力の欠如が主な原因ではないか。

人間関係が希薄な今日、「人としての知恵」を持たない指導者では、自分勝手な論理で人を簡単に抹殺しようとするような危険人物への対応は困難である。

腑に落ちるまで話しかけることも時には必要

卑近な例ですが、かつて、社会福祉施設で施設長を行っていた時のこと。入居者に暴力やセクハラを行うなど、問題行動の多かった社員がいた。それを見かねた職場の上司や仲間から、早急に辞めさせたいという申し出が私にあった。

そこで、朝礼で職員全員に目をつぶってもらい、基本的人権と人間の尊厳について15分間講話を行った。目を開けると、件の人物はスッカリ涙目状態、それを見てこれで腑に落ちたことを確信。その時以来、すっかり真面目社員に転身、高齢者や社員から愛される人材になってくれた。

「何故人を殺してはいけないのですか?」との男子高校生の質問に並み居る学者達が答えられなかったとの話もあったそうである。学者自身も物事を深く考える素養に欠けている。
何故、悪いことは悪いと断言できなかったか?
~「国家の品格」藤原正彦氏~

想定外の質問に答えられないのはプロとは言えない。

かつてソロバンの名人に「1+1は幾らですか?」と尋ねた者に対して、おもむろにソロバンをはじいて「2です」と答えた。無礼な人物に対して、しっかりと対応、これは正にプロとしての矜持を示したのである。

恐らく、からかい半分で聞いた人物はその浅はかない行為を深く恥じ入り反省したことでしょう。

私が主催している企業経営研究塾朝活創業塾では、参加者とこうした議論も随時盛り込んでいます。ぜひご参加ください。

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