日本人が海外単身赴任で得た経験と、英国留学フランス人女性とのギャップについて

フランス人留学生とのギャップ

一昨日、25年ぶりに再会した親戚、かつてスマートな大学4年生が中年のおっさんに変身。
 ふと、20年前にロンドン大学大学院留学中のフランス人女性とのランチを思い出した。
 卒論の指導を依頼されたJETROロンドン事務所の次長と3人で会食中、彼女から日本人の単身赴任は世界の常識から大きく外れており、健全な社会発展に支障を来しているとまくし立ててきた。

 そこで、私は自分の単身赴任生活を紹介しつつ、夫婦間の対話は逆に高まったと話すと、怪訝な顔つきでそんな話は初耳で、指導を受けている教授からも一切聞いたことが無いと私の唐突な話に目をむいて反撃。⇒「その時義経少しも騒がず」これは古いか?(笑)
 はるか遠く遣隋使や遣唐使の時代から、日本人は家族を帯同せず単身で海を渡り勉学に励んでいたことを話すと、それは既に研究済との事。
そこで、現代の一般的な日本人の家庭生活では、主人は仕事から帰宅してムスッとして奥さんに「風呂・めし・お茶」位しか話さないことが多い。⇒これも古いお話?(汗)
家族の様子は近くで見ており特に話題にもしない。

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日本人が海外単身赴任で得た経験とは?

 ところが、私の事例だと英国駐在で遠く離れていると、度々の国際電話で家族関係や世間話など詳細な情報を妻から聞かされ、一緒に生活していた時よりはるかに密度の濃いい会話となっている。
 離れていてお互いの安否を気遣ったりすることで夫婦間の絆も強くなる。
 又、年に1回の帰国では、家族と共に過ごす時間が短いが故に密度も濃くなり、お互いの再発見にもなり、新鮮な気持ちとなれるなどのプラス面を披歴。
 彼女は、途中何度も質問しながら、深く感じ入った様子でペンを走らせ、修士論文の全面的書き直しの良い機会が得られたと、何度もお礼を言われた。
 海外では日本人の生活様式の表層面のみで異質と感じられていることが多い事が解ってかえって私の方が良い勉強をさせて頂いたと感謝を申し上げた。
 何故そうなのか、多彩な事例を取集しつつ、歴史的経緯も充分に踏まえて、異文化を理解する事の大切さに気付かされた次第である。

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